ゆで卵を時短でつくる方法
最初に、ゆで卵を短時間でスピーディーに作る方法を紹介します。
鍋で作る方法
ゆで卵はたっぷりの水でゆでるのが基本ですが、水を減らすことで時短が実現します。加熱後の蒸らし時間を調整して、黄身を好みの硬さに仕上げましょう。
1.小さめの鍋に卵を重ねずに並べて入れる
2.鍋の底1cm程度に水を入れる
3.強火にかけ、沸騰したら鍋に蓋をして中火にする
4.そのまま3分間程度加熱し、火を止めてフタをしたまま放置する
半熟の場合は5分程度、固ゆでの場合は10分以上放置する
5.放置時間が終わったら、流水または氷水で冷やしてから殻をむく
熱効率のよい銅やアルミ素材でできた鍋を使うと、より加熱時間を短縮できます。その一方で、火を止めるとすぐに熱が冷めてしまい余熱調理が十分にできないため、寒い時期はバスタオルで包んで保温してください。
フライパンで作る方法
たくさんのゆで卵を作るときは、フライパンを活用しましょう。おでんや味玉を作るときに便利です。
ゆで方は鍋で作る方法と同じです。鍋の底1cm程度の水で蒸し上げますが、フライパンにみっちりと卵を入れたほうが一度にたくさん調理できます。
電子レンジで作る方法
電子レンジでは卵が爆発してしまい、ゆで卵が作れないと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、加熱方法を工夫すれば電子レンジでも、ゆで卵が作れます。
電子レンジでゆで卵を作る手順は、以下のとおりです。
1.卵をアルミホイルで巻く
2.底が深い耐熱容器(マグカップも可)に1を入れ、アルミホイルが十分隠れるまで水を入れる
3.ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで10~11分加熱する
4.加熱後2~3分置いた後、冷水につけて冷ます
ポイントは、アルミホイルがむき出しにならないよう十分に水を入れておくこと。本来であれば、アルミホイルは電子レンジでは使えない素材です。アルミホイルが水面から出ている状態で加熱すると、火花が散って電子レンジが故障したり、火災の原因になったりするおそれもあります。
加熱中も水が蒸発していくため、十分な量の水を入れてから加熱してください。
アルミホイルを使うのが怖いという方は、ネットや100均ショップなどで購入できる便利グッズを使うのもおすすめです。ゆで卵を頻繁に作りたい方はチェックしてみてください。
ゆで卵の殻を時短でむく方法
ゆで卵の殻がなかなかむけなくて、イライラすることもありますよね。ゆであがったらすぐに冷水につけておくと、きれいにむけるので試してみてください。
ゆでる前に卵のお尻に押しピンで穴を開けておくと、空気が入って薄皮がくっつきにくくなります。ゆであがったら殻に軽くヒビを入れて冷水にさらすのも、殻むきの時短に効果的です。
まな板の上で力を入れて転がし、卵全体にまんべんなくヒビを入れても簡単にむけます。
蓋つきのタッパーにゆで卵と少量の水を入れ、しっかり蓋を閉めてから振るのもおすすめです。複数の卵に一気にヒビが入るので、まとめて卵をゆでたときにぴったりです。
ゆで卵の切り方
ゆで卵はやわらかいため、切るときに苦労します。包丁に黄身がくっついて失敗しがちなので、切り方にも工夫が必要です。
基本の切り方!崩れないようにする方法
ゆで卵を崩さずにきれいに切るには、包丁ではなく糸を使うのがポイントです。
清潔な裁縫糸を、切りたい部分でゆで卵に一周巻きましょう。交差した糸の両端を引っ張ればきれいに切れます。半熟でも黄身が糸にくっつかないので、余すことなく食べられます。
サラダに輪切りでトッピングするなら、専用のスライサーがあると便利です。100均ショップでも取り扱いがあるため、持っておくと時短になりますよ。
お弁当にぴったり!かざり切り
お弁当用に飾り切りをするなら、小さめのナイフを使ったギザギザ切りが定番です。表面にV字に刃先を刺し入れ、ぐるっと一周してから割ると、華やかな飾り切りができあがります。
黄身まで切らずに白身にだけ浅くV字の切り込みを入れて外せば、黄身が丸く残ってひよこのような形になります。目をごまで配置し、口をケチャップで書いたら、かわいいひよこになるので、子どものお弁当に入れてみるのもおすすめです。
ギザギザ切りで失敗して黄身が崩れてしまったら、黄身をくりぬいて白身をカップとして使うのもよい方法です。黄身をマヨネーズで和えてから戻せば、おしゃれな1品ができあがります。
ゆで卵は保存できる?
お弁当や日々のおかずとして使いやすいゆで卵。毎日ゆでるのは大変なので、一度に何個かゆでて保存できたら便利ですよね。
ここでは、ゆで卵の保存期間と保存方法について解説します。
冷蔵保存ができる
ゆで卵は、かたゆで卵なら2~3日程度、半熟卵なら1~3日程度を目安に冷蔵保存ができます。ただし期間はあくまで目安であり、ゆで加減や殻の状態によって前後します。
殻付き
殻付きの場合は、しっかり冷ました後に密封できる保存容器に入れて冷蔵庫に入れます。このとき、殻にヒビが入っていたり、一部が欠けていたりするものは、雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です。きれいな状態で残っているゆで卵のみを保存するようにしましょう。
半熟卵も同様に、殻付きでもヒビや傷がついている場合は日持ちしません。半熟卵はかたゆで卵よりも傷みやすいので、無理に保存しようとせず当日中に使うのがおすすめです。
殻なし
殻なしの場合は、かたゆで卵でも半熟卵でも早めに使い切ってしまうことが重要です。できれば、ゆでた当日中に食べるようにしましょう。殻なしの状態は殻付きに比べて傷むスピードも速く、保存には不向きです。
安心して食べるためにも、一度に何個もゆですぎないようにしましょう。その日に食べきれる分だけにしたり、数日間の保存を前提として殻をむかずに取っておいたりすると安心です。
冷凍する場合は調理してから
ゆで卵は冷凍保存できますが、食感や味わいが損なわれます。とくに、白身の部分は乾燥してパサつきが目立ってしまいます。
ゆで卵を冷凍保存するときは、味付け調理をしてから冷凍するのがおすすめです。また、冷凍保存するのは、かたゆで卵のみにしましょう。しっかりゆでてから味付け・冷凍することで、卵の風味をある程度維持しながら保存できます。
おすすめは、ゆで卵をみじん切りにしてマヨネーズ・塩こしょうと混ぜて冷凍する方法です。サンドイッチのフィリングやグラタンなどの料理に使いやすく、卵を大量消費したいときにも活用できます。水気をしっかり切ったきゅうりやピクルスと合わせ、タルタルソースにして冷凍しても便利です。
冷凍するときは1食分ずつ小分けにしてラップで包み、密封できる袋やフードコンテナに入れて保存します。ラップしただけで冷凍すると匂い移りして風味が悪くなるので注意が必要です。冷凍保存したものは1ヶ月以内に食べきりましょう。
ゆで卵を使ったおすすめレシピ4選
それでは、ここからはゆで卵をつかったおすすめレシピを紹介します。
ゆで卵は料理のトッピングやソースの具材としても使えますが、まるごと使ってメインにできる食材です。桃屋のびん詰や調味料を使えば、味付けも簡単です。
つゆ味玉
桃屋の「つゆ大徳利」に一晩漬け込むだけでできあがる、超簡単な味玉です。しっかり味がしみこんだゆで卵はとろりとして、たまらないおいしさ。熱々のご飯にそのまま乗せても、お酒のつまみにも、ラーメンのトッピングにもおすすめです。
桃屋の「つゆ大徳利」はだし感あふれる2倍濃縮のつゆです。厚削り節の一番だしを贅沢に使っているため、ほかに調味料は一切必要ありません。
味玉は作ったときのビニール袋でつゆに浸しながら冷蔵庫で保存すれば、2~3日はおいしく食べられます。卵がたくさん手に入ったときに作っておくと、もう一品欲しい時に便利でしょう。
キムチ味玉
同じ味玉でも、桃屋の「キムチの素」を使って味付けすれば、ピリ辛味に仕上がります。やみつきになる一品なので、晩酌の肴にもおすすめです。
桃屋の「キムチの素」は、野菜やフルーツ、魚介の旨みたっぷりの濃厚仕上げが特徴です。しっかりとした味がついていて、ほかに調味料を加えなくてもおいしい味玉ができあがります。
桃屋の「キムチの素」は辛みのあるうま辛万能調味料です。香り高い粗びき唐辛子と刺激的な辛さの一味唐辛子を厳選使用した桃屋の「キムチの素」は、奥の深い辛さでやみつきになること間違いなしです。
おでん
冬の定番であるおでんも、ゆで卵をおいしく味わえる料理のひとつです。たっぷりとだしがしみこんだゆで卵はほっくりとして、大人から子どもまで大好きな味です。
桃屋の「醤油を使わずに厚削り一番だしと焼あごだしで仕上げた白だし」を使うと、上品な味に仕上がります。いくつものだしを使った穏やかながらも濃厚な旨み風味が特徴なので、だしの旨みとおでんの具材そのものの味を堪能できますよ。
醤油をつかっていないため、色よくおでんが仕上がるのも魅力のひとつです。ゆで卵の殻を丁寧にむいて、見た目でも料理を楽しみましょう。
野菜ディップ~キムチヨーグルトソース~
最後に紹介するのは、ゆで卵と野菜のサラダです。ゆで卵は食べやすく半分に切り、しっかりとした食べ応えを残しましょう。ボリュームがでて、満足感が向上します。
桃屋の「キムチの素」を使った、まろやかなディップソースにつけて召し上がってください。ピリ辛でほど良い酸味のソースが後を引くので、ゆで卵や野菜がおいしく食べられます。
桃屋の「キムチの素」はにんにくやしょうが、フルーツ、魚介の旨みを使用していて、野菜との相性が良好です。白菜を漬ける調味料という先入観を持たずに、ぜひいろいろな料理の味付けに活用してください。
まとめ
卵は良質なタンパク質を含む、栄養豊富な食材です。ゆで卵をまるごと使えばインパクトがあり、刻んで使えば鮮やかな黄色で料理を華やかにできて、重宝します。
調理方法をに一工夫すれば、ゆで卵を作るのは面倒ではありません。ぜひ桃屋のびん詰や調味料を活用した時短レシピで、おいしい料理を作ってください。