ジャンケン篇(2001年)

CMエピソード

ジャンケン篇/日本全国篇/アマジン篇

 

この頃の傾向は、甘い味趣向だったので、「ごはんですよ!」を子供向き甘口にしてみた。名前も「ジャンケン・ポン」とした。同じ頃、偶然にアイドルグループのミニモニ。が新曲『ジャンケンぴょん!』を出してくれた。この年は小泉内閣が発足したり、米・ニューヨークで同時多発テロが起こったりと忘れられないことが多かったね。

「ごはんですよ!」の『日本全国篇』は各地の方言で「ごはんですよ」と言った。西郷さんの熊本弁、舞妓さんの京言葉、二宮尊徳の小田原弁、幇間言葉、坂本龍馬の土佐弁になってる。今の若い世代の人は二宮尊徳なんていっても知らないだろうね。小田原の農家の生まれで、早くに両親を亡くし、働きながら学問に励み、苦労の末家を興し、遂に藩の財政立て直しにまで尽力した立志伝中の人として、昔の小学校の校庭に必ず、薪を背負って本を読んでいる銅像があったんだ。 ますます甘い味好み傾向だったので思い切って、ずばり『あまいですよ!』を出した。アラジンならぬアマジンが説明してる。