俳優 小林のり一

のり一さんのインタビューはまだまだ続きます。

今回も録音スタジオにて、録音終了後にお願いしました。

小林のり一

お待たせしちゃいましたか?今日は、はじめて来るスタジオで迷っちゃって遅刻でした。もちろん、父みたいに2時間も3時間も遅れたわけじゃありませんけどね。録音も長引いて。いつもはOKが出ればおしまいにしてますけど、今日はもう少し違ったパターンでもやらせてと、こちらからお願いしました。

録音スタジオによって声の響きや返りが違うので、自分の声がどんなふうに聞こえるか、よくわからないので何度も歌いましたよ。え?家で歌の練習なんてしてきませんよ。そんなのひとりで歌ったってね、恥ずかしいでしょ。

台本は事前に郵送で送ってもらっています。それで、言いにくそうな言葉はちょっとさらうけど、あんまり練習するとつまらなくなっちゃうからね。本番で面白くやるには、練習しないほうがいいんです。

座ってしゃべるのはわりと好きですよ。ラジオでしゃべることもあるし、落語も座ってしゃべりますから。でも、スタジオの中でひとりでしゃべるのってね、やっぱり特別ですね。明るくさわやかに歌ったんだけど、テレビではどう聞こえるのかな。

※本インタビューは、2004年3月16日に収録したものです。